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佐世保市が介護事業者指定取消処分を取り消した!
2016年02月13日

介護事業所が、また、行政にいじめられています。
当事務所の案件です。リンクのテレビ長崎のニュースをみてください。
https://www.facebook.com/団野法律事務所-285570871531392/?fref=ts
民間の介護事業所が無実の疑いをかけられていました。
事業所は、きちんと事情を説明したのですが、佐世保市は全く聞こうとしませんでした。

昨年12月21日、佐世保市は、その介護事業所を、指定取消処分としたのです。
えん罪と同じです。事業所の説明を聞かなかったのです。その事業所は、佐世保を相手に裁判を起こし証拠も提出しました。
裁判所は、佐世保市に2月10日までに意見書を提出するように指示しました。
でも、意見書は出ませんでした。正当な取消理由が出せなかったのです。

2月10日になり、佐世保市は誤りを認めて、自分で自分のした処分を取り消しました。
裁判になって誤りに初めて気がついたようです。

佐世保はあきらめが悪いです。
職権で処分を取り消したのに、蒸し返すようです。
再度、振り出しに戻って、聴聞手続をやりかえて、処分をするそうです。
これは、おどろきです。 行政裁判史上初めてのことです。
そんなことができるなら、行政は、裁判に負けそうになったら、処分を撤回して
何度でも、最初からやり直すことが出来ることになってしまいます。
行政権の濫用というのは、こういうことをいうと思います。

その事業所には、18名のお年寄りがいます。
みんな不安を感じています。
超高齢者では、行政と介護事業所が協力しあう関係が大切なはずです。
行政には、高齢者のみなさんを安心して生活してもらうようにしてもらいたいです。

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